メディア掲載

■ 日本経済新聞・静岡版「発見しずおか」に掲載されました

先月11日、焼津市の大富公民館で「映画で使われているクラシック音楽」と銘打つ無料イベントが開かれた。
クラシック好きが集うことで知られている市内のカフェのオーナー、佐藤俊広さん(62)の出前講座。20数年来の付き合いという藤枝市のオーディオ専門店、敬光堂の2代目戸塚稔春(としはる)さん(55)がクラシックの名盤を使ったCDコンサートの音響係りを受け持った。
持ち込んだスピーカーは、「聞き疲れしない」と佐藤さんのカフェでも愛用するブランドの1つで、ブランド名は「インターセプト」。ヤマハでもソニーでもJBL製でもない。戸塚さんが4年前、改良に改良を重ね、既製品を全く別物に仕上げたこだわりの自社ブランドだ。価格は12万円。アンプやCDの再生機も開発・販売する。
敬光堂のショールームは60平方メートルほど。最新の4Kテレビの前に来客用の大きなソファを置き、切り替えのスイッチ1つでインターセプトと他社の名だたるスピーカーとの聞き比べを体感してもらう趣向だ。
ずらりとそろう視聴用のCDやDVDの中で、戸塚さんのお勧めの作品が、チャン・ツィイーが盲目のヒロインを演じた中国映画「LOVERS」。前半の見せ場の遊郭での舞踏シーンでは、男が太鼓を並べた輪の中に向かって投げつける数え切れない豆の「トーン」「トーン」という連続音がソファの周りを縦横無尽に行き交う。不思議な3D空間に入り込んだ心地だ。
戸塚さんは若い頃、ヤマハ吹奏楽団(浜松市)のサクソフォン奏者だった。重低音を売りとするスピーカーが主流にあって「ボリュームを下げてこそ音質の良さが分かる」と話す。アンプの構造は「シンプル・イズ・ベスト」が理想。重低音を肉食系とすれば、インターセプトは「草食系サウンド」の世界といったところか。
インターネットの通信販売で国内外の200近いブランドを取り扱う有名店だが、オーディオマニアの間に限っての話。「気軽に立ち寄ってもらえるような店にしたい」と、妻の卓世さんの知恵を借りてフェイスブックで話題を発信する。
高音域と低音域の周期ゃ回路がどうこうとか、専門意識がなくても聞き比べを十分に楽しめる。

nihonkeizaishinbun


■ 口コミ情報マガジン~SIDA Colection~(シダ コレクション)に掲載されました

~ 草食系サウンドが持つ豊かな世界 ~
この地区には珍しい音響のスペシャリスト軍団がいる。そんな話を聞いて向かった敬光堂。
好きな音楽を持ってきてください、と言われ、カ-ステレオに入っていたCDを持って行った。その体験は斬新だった。音量は大きくてもラウンドでノイジ-な印象はまったくない。再生されてゆくそれは、いつも聞くフラットで退屈な音とは全然違う。のびやかでとがった音。音が生き生きしている。
弦の弾ける音。まるでいつどのタイミングで、どんな角度で奏者が引いたかが目でみえるようだ。自分の耳が特別なものになったかのような錯覚。いや、耳ではない。再生機器が能力に気付かせてくれているのだ。耳という感覚器官の可能性の広さを。私の顔を見て、戸塚さんと佐野さんの表情はとても嬉しそうだった。
聞けばそのヒミツはスピ-カ-。大手が断念(SonyやTechnicsが機器を出したが現在は廃盤)したタイムアライメント方式を敢えて採用してあった。タイムアライメントとは高音と低音で耳に到達する時間にズレが出ることから、それをフライングスタートのような形で補正している。その時間軸の「ズレ」をなくすために、敬光堂オリジナルブラントINTER CEPTシリーズのスピ-カ-はウ-ファ-側が出っ張っている。
「マイクロホンの向こう側に世界があるんです。耳で音を見る事が出来れば一番いいのですが・・魔法でもない限りそれは無理。楽器を楽器らしく、音を忠実に再現する機器を作りたかった。疲れた体をゆっくり癒すような、ゆったりとした雰囲気で楽しめる音を目指しました。重低音を響かせたり、ダイナミックで迫力のある音は求めていません。そう語るのは店長の戸塚さん。
ただスピ-カ-を出っ張らせて完成したものではなく、高音域と低音域のクロスオ-バー域の選定や開発担当者の佐野さんが「音に魅かれる」方向へチュ-ニングするという感覚の落とし込みがあっての結果。あくまでシンプルに仕上げていったという。
応答性や音のリカバリ-を重視し、高音域にはシンクド-ム、低音域にはカ-ボンコ-ンが用いられた(シンプルに邪魔をしない音づくりを考えていたら、結果的にそうなっていたという)。
「大手メ-カ-はカタログスペックを満足させることに躍起ですが、必要なのは感性。理屈は後でついてくるんです。一番ユ-ザ-に近いのがスピ-カ-ですから、音の再生に不要な装飾は一切施しません。食物は土を育てて種を蒔いて栽培し、収穫して食べるわけですから。音も同じことです。その伝達経路を汚したくない。そういう結果が今回のINTER CEPTシリーズです。」
確かに、音を聴いただけでこのアンプは何ワットか、周波数はどれくらいかなどと・・分かりようがない。それだったら直感や感覚でスピ-カ-を聞き分けて好きなものを選択するのが良い。

~ 言葉のニュアンスのような音もある ~
楽器との距離やホ-ルの広さ、音の文脈に含まれる情報。映像があれば分かるように視聴情報は想像することができるが、聴覚は体験しない限りその可能性に気付くことはない。
耳という感覚器官の幅の広さ。料理を食べてその味の豊かさを感じるように、音の世界にもより豊かな高みが待っていることをここでお伝えしておきたい。
特にこのスピ-カ-の個性が活かせるのはビアノだ。佐野さんいわく「よく歌うピアノ」ドイツのスタインウェイ社製グランドピアノの演奏は「丸くてとがった音、演奏者のタッチや気分まで感じられる」という。shidacole


■ 東京有楽町 東京交通開館で開催されたハイエンドショウトウキョウ2011に参加、ステレオサウンドオンラインに掲載されました

ステレオサウンドオンライン掲載ページ
敬光堂は、1年ほど前からINTER CEPTブランドのオーディオ製品を展開。ブックシェルフ型スピーカーのSP-01(価格12万円・ペア)が新たにラインナップに加わり、これによって同ブランドによるオーディオシステムが、ソース機器からスピーカーまでひととおり揃った。そこで今回、店頭以外では初となる一斉展示を行なうことにしたのだという。「(INTER CEPTは)仕事などで心身ともに疲れている方に、ゆったりとした雰囲気で聴いていただきたいと思い、製作しました。そのために重低音を響かせたり、ダイナミックで迫力のある音を楽しむという方向性とは違います。例えばD/Aコンバーターなら、オーバーサンプリングなどは行なわず、回路的にもなるべく複雑なつくりこみをせずに、ソースに入っているそのままの情報を引き出すことを考えています。」と、敬光堂の戸塚稔春店長は語る。SP-01はユニットの位相を揃えることを重視して、ウーファーユニットをやや前面に迫り出すように、バッフルに装着している。

展示されていたのはSP-01のほかに、真空管クロックを搭載したCDトランスポートのCD-01、超三極感接続アンプを採用したAMP-01、マトリックス理論を応用して4chサラウンドをかんたんに楽しめるようにしたパッシブタイプのサラウンドアダプターSA-01と、SA-01にアンプを内蔵することでリアスピーカーの音量を増幅できるようにしたアクティブタイプのSA-01A。さらにはD/AコンバーターのDAC-01とDAC-01に光端子を加えたDAC-01MK2である。

sutereosound


■ 静岡経済研究所 SERIマンスリー、革新企業リポートに掲載されました(2007/6)